日本マイクロソフトは8月の定例セキュリティアップデートを公開した。今回のアップデートでは9件のセキュリティ情報を公開した。そのうち、最大深刻度「緊急」は5件で、残り4件が「重要」となっている。
深刻度「緊急」ではIE用の累積的なセキュリティ更新プログラムに含まれるメモリ破損や情報漏えい、Edge用累積的なセキュリティ更新プログラムではメモリ破損、情報漏えい、Graphics コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム ではRCEの脆弱性、Office 用のセキュリティ更新プログラムではメモリ破損、情報漏えい、Windows PDF ライブラリ用のセキュリティ更新プログラムではリモートコード実行の脆弱性に対応した。その他深刻度「重要」ではWindowsカーネルモードドライバ、セキュアブート、Windows認証式、ActiveSyncProviderに含まれる特権昇格やバイパス、情報漏えいの脆弱性をそれぞれ修正している。