サイボウズのメールワイズに複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのはサイボウズ メールワイズ 5.0.0 から 5.3.2 までのバージョンで、一斉配信機能におけるクリックジャッキング、メールヘッダインジェクション、閲覧制限回避、情報漏えいの脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、細工された画面上のコンテンツクリックによる意図しない操作、データ取得や改ざん、メールに関するデータ取得、 CGI環境変数に関する情報漏えいなどの恐れがある。解決策としてサイボウズ メールワイズ5.4.0が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。