CiscoはAdaptive Security Appliance(ASA)の脆弱性を修正したアップデートを公開した。ASAはハッカー集団のEquation Groupがハッキングツールを売り出し、そのツールにASAのファイアウォールの脆弱性を突いたコードが含まれていた。連絡を受けた同社が調査した結果、SNMPコードにバッファオーバーフロー及びCLIの脆弱性が存在し、これらが悪用されていることが判明した。この脆弱性が悪用されると、細工されたSNMPパケットの送信によりに似のコードが実行され、システムを完全制御されたり再起動される恐れがある。これらの脆弱性を修正したファームウェアバージョン5.xが公開されており、アップデートするよう推奨している。