マイクロソフトは9月の月例セキュリティ情報を公開した。今回は深刻度「緊急」7件、「重要」7件の合計14件のセキュリティ情報を公開した。
深刻度「緊急」ではIEの累積的なセキュリティ更新プログラムに含まれるメモリ破損や特権昇格、情報漏えい、セキュリティバイパスなど10件の脆弱性やEdgeの累積的なセキュリティ更新プログラムに含まれるメモリ破損、情報漏えいなど12件、Graphics コンポーネント用のセキュリティ更新プログラムに含まれる特権昇格や情報漏えい、リモートコード実行の5件、Officeのセキュリティ更新プログラムに含まれるメモリ破損や情報漏えいの他、OLE Automation のセキュリティ更新プログラムに含まれる情報漏えいやAdobe Flash Playerのセキュリティ更新プログラムに対応した。これらの脆弱性が悪用されると、リモートでコードが実行される恐れがある。
その他、深刻度「重要」の更新プログラムでは、Exchange Server 用の3件、Sliverlight用の1件、Windows用4件、カーネル用の5件、その他5件など18件の脆弱性に対応した。これらの脆弱性が悪用されると、情報漏えいや特権昇格をされる恐れがある。