Cisco SystemsのCisco IOSに情報流出の脆弱性が確認された。影響を受けるのはCisco IOS、Cisco XE、Cisco XR で、ソフトウェアのIKEv1パケット処理コードにメモリの情報漏えいの脆弱性が存在する。Cisco IOSに関しては脆弱性の影響を受けるバージョンをアドバイザリで公開している。 Cisco IOS XRで影響を受けるのはCisco IOS XR 4.3.x、Cisco IOS XR 5.0.x、Cisco IOS XR 5.1.x、Cisco IOS XR 5.2.xで、Cisco IOS XR 5.3.x以上は影響を受けない。Cisco IOS XEでは全バージョンが影響を受ける。この脆弱性が悪用されると、細工されたIKEv1パケットの送信によりメモリコンテンツが取得され、機密情報が流出する恐れがある。同社は今後この脆弱性を修正したアップデートを公開する予定だとしている。