JPCERTコーディネーションセンターがWebサイトで使用しているソフトウェアの脆弱性を悪用した攻撃を確認し注意を呼び掛けている。
JPCERTによると、CMSなどで使用されているJoomla!には PHP の脆弱性に起因した任意のコードが実行可能な脆弱性が存在し、サイトが改ざんされている。サイト改ざんの攻撃から守るためにも、ソフトウェアのバージョンは最新版になっているか確認し、Webサーバのアクセスログの定期的な確認などを行うよう呼び込まれている。同社は PHP バージョン 5.4.45、5.5.29 、5.6.13及びJoomla! バージョン 3.4.6 が公開されている。また、バージョン 5.4.x及び5.5.x のサポートは既に終了しており、他のバージョンへのアップデートを推奨している。