Animas OneTouch Pingに複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのはAnimas OneTouch Pingで、機密情報の平文通信や不十分なランダム値の使用、キャプチャリプレイによる認証回避、スプーフィングによる認証回避の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、情報の平文通信による機密情報の取得やポンプ操作による応答パケットの偽装、ポンプとリモートコントローラの間の通信内容の傍受などの恐れがある。これらの脆弱性に対する解決策はなく、ファームウェアのリリース予定はないが、患者や医療関係者にはこの件を報告し、また無線機能のオフなど緩和策を案内している。