Adobe SystemsはWindows及びMac向けにAdobe Acrobat及びAdobe Readerの脆弱性を修正したセキュリティアップデートを公開した。Acrobat DC及びReader DC15.017.20053とそれ以前、Classic 15.006.30201とそれ以前、Desktop 11.0.17とそれ以前までのバージョンには解放後使用、メモリ破損、セキュリティバイパス、バッファオーバーフローなど71件の脆弱性が含まれており、これらの脆弱性が悪用されると、システムが制御される恐れがある。同社は今回これらの脆弱性を修正したAcrobat DC / Reader DC Continuous 15.020.20039、Classic 15.006.30243、Desktop 11.0.18を公開した。優先度は3段階の2となっており、30日以内にアップデートすることが推奨される。