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macOSに感染したマルウェアを悪用することでFaceTimeやSkypeでのやり取りが盗撮される恐れがあることがセキュリティ企業であるSynackの研究者により確認された。
この研究者によると、macOSに感染するマルウェアを悪用することで、攻撃者が遠隔からユーザに気づかれることなくFaceTimeやSkypeでのやり取りの会話や映像を記録が可能になる。Webカメラでの盗撮目的のマルウェアは以前から存在するが、盗撮中にLEDライトが点灯して気づかれることがあるが、今回確認されたマルウェアはユーザが内蔵のWebカメラを起動するとLEDライトの点灯を検知して映像や音声記録を行うため、ユーザが気づきにくくなっている。この脆弱性はAppleが早急に修正しなければならないほど深刻ではないが、注意メッセージを表示する仕組みが備わっていないため、ユーザは注意が必要になってくる。