GoogleはWindows、Mac、Linux向けに脆弱性を修正したChrome 54を公開した。最新版はChrome 54.0.2840.59で、21件の脆弱性のうち13件は外部研究者から報告された脆弱性となっている。13件のうち、危険度が上から2番目のHighは6件で、ユニバーサルクロスサイトスクリプティング、ヒープオーバーフロー、解放後使用、スプーフィングの脆弱性が存在する。危険度Mediumではスプーフィング、クロスオリジンバイパス、領域外読み込み、クロスサイトスクリプティング、解放後使用、Lowではバイパスの脆弱性が存在する。その他、同社内にて発見された脆弱性が修正された。