Cisco Systemsは複数の製品に含まれる脆弱性の修正を行ったセキュリティアップデートを公開した。今回公開されたのは、Cisco Finesse、Cisco Meeting Server、Cisco Prime Infrastructure and Evolved Programmable Network Manager、Cisco Unified Communications Manager、Cisco Wide Area Application Services、Cisco cBR-8 Converged Broadband Router のセキュリティアップデートで、このうちCisco Meeting Serverの危険度はCriticalとなっている。Cisco Meeting ServerにはExtensible Messaging and Presence Protocol (XMPP) サービスが認証スキームを不適切に処理するため、悪用されると攻撃者が正規ユーザになりすまし、認証を迂回して不正にシステムにアクセスされる恐れがある。Cisco Meeting Server 2.0.6以前、Acano Server version 1.8.18、1.9.6以前がこの影響を受ける。その他の製品では、クロスサイトリクエストフォージェリ、SQL インジェクション、クリックジャッキング、サービス運用妨害、端末の保全性の脆弱性が存在し、危険度はMediumとなっている。