Appleは深刻な脆弱性を修正したiOS 10.1.1を公開した。iOSは10月24日にiOS 10.1を公開したばかりで、今回公開されたiOS 10.1.1にiOS 10.1.での修正内容も含まれているが、ヘルスケアデータが閲覧できない問題の他に深刻な脆弱性にも対応した。
米国のUS-CERTによると、今回のアップデートには、脆弱性が悪用されると攻撃者に遠隔からシステム制御の恐れのある脆弱性修正も含まれるとして、早急にアップデートするよう推奨している。なお、iOS 10.1.1の対象はiPhone 5以降、iPad(第4世代)以降、iPod touch (第6世代)以降となっている。