Joomla!に存在する深刻な脆弱性を修正したアップデートが公開されたが、公開直後からこれらの脆弱性を突いた攻撃が横行しており、同社は注意を呼び掛けている。この脆弱性が悪用されると、アカウントが不正作成され、特権昇格される恐れがある。
同社によると、この脆弱性を突いた攻撃はパッチ公開の翌日に既に確認されている。さらに、複数のセキュリティ研究者などにより攻撃が観測されはじめ、バックドアファイルのアップロードなども確認され始めた。同社では28日の時点で、既に2万7000件以上の攻撃を確認しており、直ちにアップデートし、新規ユーザやIPアドレスの確認などを行うよう呼び掛けている。