複数のVMware製品にDirty COWの脆弱性が確認された。影響を受けるのは VMware Identity Manager 2.x、vRealize Automation 7.x、6.x、vRealize Operations 6.3.0、6.2.1、6.2.0a、6.1.0、6.0.3、Windows版及びLinux版6.x、5.x で、Linuxカーネル中のメモリサブシステムでcopy-on-write(Dirty COW)処理を行う際に競合状態が発生する。この脆弱性によりシステムの特権昇格が取得される恐れがある。解決策として、パッチやアップデートが公開されており、アップデート適用によりこの脆弱性は解消される。