Webサイトのトップページが改ざんされ、不正なファイルが設置されているのが確認され、警察庁が注意を呼び掛けている。
同庁によると、Webサイトのトップページに「index_old.php」を設置して閲覧者に読み込ませ、閲覧者のIPアドレスや閲覧時間などをログとして記録している。この調査活動により、不正取得したWebサイトのアクセス情報収集や、水飲み場型攻撃やサイバー攻撃の踏み台に利用できるかなどを調査しているとみられる。
同庁は、サーバの管理者に、Webサイトのトップページに見覚えのない命令文の書き込みや不審なファイルが設置されていないかを確認し、確認された場合にはサーバ関連のIDやパスワードを変更して警察に相談するよう推奨している。