Firefoxは深刻な脆弱性を修正したFirefox 50を公開した。今回更新されたのはWindows、Mac、Linux、Android向けで、29件の脆弱性に対応した。Firefox 50ではrasterize_edges_1のヒープバッファオーバーフロー、メモリの安全性、Firefox 49 と Firefox ESR 45.4 に存在していたメモリの安全性の3件が重要度「最高」となっている。これらの脆弱性が悪用されると、クラッシュや任意のコード実行の恐れがある。
その他、URL解析中のクラッシュや任意のファイル書込み、任意のターゲット作業ディレクトリー設定、ターゲットディレクトリーの設定など13件が重要度「高」、11件が「中」、2件が「低」となっている。