VMwareは複数の製品に含まれる脆弱性を修正したアップデートを公開した。VMware vCenter Server、 vSphere Client、vRealize Automation製品にXML外部エンティティ(XXE)の脆弱性「CVE-2016-7459」「CVE-2016-7458」「CVE-2016-7460」が存在する。これらの脆弱性により、情報流出の恐れがある。解決策としてvCenter Server 6.0 U2a及び5.5 U3e、vSphere Client 6.0 U2a及び5.5 U3e、vRealize Automation 6.2.5を公開しており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。また、深刻度は4段階中2番目のImportantになっている。
また、VMware Identity Manager及び vRealize Automationには深刻度がModerateの脆弱性「CVE-2016-5334」が存在する。この脆弱性により一部情報の流出の恐れがある。同社はこの脆弱性を修正したVMware Identity Manager 2.7.1及びvRealize Automation 7.2.0も公開している。