GoogleはAndroidの複数の脆弱性を修正したセキュリパッチを公開した。
2016-12-01のパッチでは、権限昇格やサービス運用妨害、任意のコード実行、情報流出など16件の脆弱性に対応した。このうち10件の深刻度が4段階評価の2番目に高いHighとなっている。
2016-12-05ではカーネルメモリやNVIDIA GPU ドライバ、NVIDIAビデオドライバ、カーネルIONドライバ、クアルコンポーネントに含まれる権限昇格の脆弱性が深刻度の最も高いCriticalの脆弱性11件のほか、カーネルなどに含まれる権限昇格やサービス運用妨害など深刻度Highの脆弱性33件など、58件の脆弱性に対応した。