マカフィーのVirusScan Enterprise for Linux/LinuxShield(VSEL)に複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのはVSEL 2.0.3とそれ以前のバージョンで、10件の脆弱性が存在する。そのうち危険度がHighなのは4件で、不変データ改ざんやなりすましによる認証回避やCRLF インジェクション、コードインジェクションに対応した。その他危険度MediumのSQL インジェクション、デジタル署名の不適切な検証、クロスサイトスクリプティングやクロスサイトリクエストフォージェリの4件、情報流出や特殊要素の不適切なサニタイジングの危険度Lowの2件に対応した。Endpoint Security for Linux 10.2 でこれらの脆弱性を修正しており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。