Mozilla Foundationは深刻な脆弱性を修正したFirefoxの更新版を公開した。今回の更新ではFirefox 50.1及びFirefox ESR 45.6が公開された。
Firefox 50.1では13件の脆弱性が修正された。このうちSkiaGL におけるバッファオーバーフロー及びOM イベントと audio 要素操作中の開放後使用やメモリ安全性の問題など4件の脆弱性は重要度が最も高い「最高」となっている。その他、重要度「高」が6件、「中」が3件の脆弱性に対応した。
Firefox ESR 45.6では重要度「最高」のDOM イベントと audio 要素操作中の開放後使用やメモリ安全性の問題の脆弱性の他、重要度「高」のmarquee タグを用いた CSP の回避やlibGLES におけるメモリ破壊など6件、「中」2件の脆弱性に対応した。