BBソフトサービスは2014年12月度のインターネット詐欺リポートを公開した。ネット詐欺検知数は41万2,372件で、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが88.21%とダントツで多く、次いでフィッシング詐欺サイトが9.98%となった。
今回、海外の動画共有サイトでのインターネット詐欺が多く検知された。動画コンテンツに詐欺サイトへ誘導するバナー広告を表示する手口で、日本のアニメやドラマは著作権侵害の取り締まり強化のため違法投稿が削除されるため、取り締まりのゆるい海外の動画共有サイトを利用した動きが活発になっている。また、動画共有サイトだけでなく、一般企業になりすましたネットワーク広告を配信する手口も多数確認されているため、注意するよう呼びかけている。