Kasperskyは2014年のサイバー脅威の状況を公開した。それによると、2014年は悪意ある攻撃の大幅な増加だけでなく、金融関連のマルウェアの更なる進化が明らかになった。
統計結果によると、サイバー脅威の全体像としては、コンピュータやモバイルデバイスに対する攻撃は62億件がブロックされたが、これは2013年と比べると10億件も増加しており、38%のユーザが少なくとも1年に1回のWeb攻撃を受けたことになる。また、1日当たりのインターネットベースの攻撃は平均390万件で、検知されたウィルス1億2,300万件以上のうち74%は特定された悪意あるURLで発見されている。また、OS Xでは370万件の攻撃がブロックされ、これはMacユーザが1年に平均9件の脅威に遭遇したことになる。また、Android端末を狙った攻撃は140万件で、これは2013年と比較して4倍となっている。また、銀行口座に対する攻撃は約200万件が検知された。
モバイルに対する脅威では、新規発見されたモバイルマルウェアは295,500件で、前年比2.8倍になる。また、モバイルバンキング型トロイの木馬は12,100種検知され、前年の9倍にあたり、Android端末に対する53%がモバイル型トロイの木馬やSMS型攻撃を受けている。
また、金銭を狙った攻撃の75%はバンキングマルウェアで、トロイの木馬のZeusが最も多い。バンキングマルウェア以外ではBitcoinウォレットを盗むマルウェアが14%、Bitcoinを生成するBitcoinマイニングソフトウェアが10%あった。