Oracleは四半期に一度の定例クリティカルパッチアップデートを公開した。今回のアップデートではOracle Database ServerやFusion Middleware、Sun Systems Products Suite、Java SEなどに含まれる169件のセキュリティ修正を行った。
Database Serverでは8件の脆弱性で中でもCVE-2014-6567の脆弱性はCVSS Base Scoreで深刻度9.0となっている。Fusion Middlewareでは36件の脆弱性を修正し、CVE-2011-1944の脆弱性はCVSS Base Scoreで深刻度9.3となっている。Sun Systems Products Suiteでは29件の脆弱性に対応し、その中には深刻度10.0のCVE-2013-4784 や深刻度9.0のCVE-2014-4259 が含まれる。また、Java SEでは深刻度10.0の脆弱性4件、深刻度9.3の脆弱性2件を含む19件の脆弱性を修正した。これらの脆弱性は Java SE JDK/JRE 7 Update 75及びJava SE JDK/JRE 8 Update 31へのアップデートで修正された。