ASUS製無線LANルータにクロスサイトリクエストフォージェリとOSコマンドインジェクションの脆弱性が確認された。影響を受けるのはRT-AC87U 3.0.0.4.378.3754以前、RT-AC68U 3.0.0.4.376.3715以前、RT-AC56S 3.0.0.4.376.3715以前、RT-N66U 3.0.0.4.376.3715以前、RT-N56U 3.0.0.4.376.3715以前で、クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性により細工されたWebページにアクセスすることで意図しない操作が行われたり、OSコマンドインジェクションの脆弱性により、特定の文字列を含む入力で意図しないOSコマンドが実行される恐れがあり、クロスサイトリクエストフォージェリとの組み合わせにより犯罪者にOSコマンドが実行される恐れがある。解決策として、同社はこれらの脆弱性の対策済みファームウェアを公開しており、ファームウェアの更新によりこの脆弱性は解消される。