アップルはOS X Yosemite 10.10.2及びOS X Mountain Lion、Mavericks向けのセキュリティアップデート2015-001、Webブラウザの更新版Safari 8.0.3、7.1.3、6.2.3、iOSの更新版 iOS 8.1.3を公開した。
S X Yosemite 10.10.2のセキュリティアップデートではbashやBluetooth、CoreGraphics、FontParser、Foundationなどに含まれる任意のコードが実行される脆弱性など54件の脆弱性修正を行った。その他の修正点としては一般向けWi-Fiの接続解除やWebページ読み込み、メール、Bluetoothなど9件の修正とエンタープライズ向けFinderやカレンダー、Safariなど5件の修正を行った。
Webブラウザの更新版Safari 8.0.3、7.1.3、6.2.3のセキュリティアップデートではOS X Mountain Lion v10.8.5、Mavericks v10.9.5、Yosemite v10.10.2未満のWebKitに含まれるメモリ破損の脆弱性4件を修正した。
iOS 8.1.3ではiPhone 4s以降、iPod touch(第5世代)以降、iPad 2以降に対応し、WebKitに含まれる16件のメモリ破損の脆弱性をはじめ、サンドボックスのバイパスやメモリ破損の脆弱性が存在するKernerlなど合計33件の脆弱性が修正された。