ハッカーの次のターゲットのブームは旅行者や出張者の可能性

  • 元記事:旅行者や出張者の情報がハッキングの新たな標的に
  • 発表日時 2015/1/21

    航空会社のウェブサイトハッキングの報告が相次ぎ、ハッカーは旅行者や出張者を新たな標的としている可能性があるとして注意を呼びかけている。旅行者や出張者は旅先で慣れない状況に置かれるためストレスや睡眠不足などから脇が甘くなる性質があるため、恰好の標的になる可能性があるとしている。また、旅行者や旅行向け会員プログラムは金銭的価値も高いがセキュリティレベルは低く、しかも比較的簡単に金銭化できるため標的になりやすい。さらに、利用頻度が高い航空機の顧客はビジネス利用のため法人クレジットカードを持っている可能性も高く、利用限度額が大きい。さらに会員制プログラムは利用者本人の個人情報も保持しているため、これらを利用してIDを盗み出せる。これらの会員制プログラムにて複数のサービスで利用しているパスワードを使用するのはとても危険なため、パスワードを変更し、会員制プログラムの残高再確認などを行うよう呼びかけている。