SEILシリーズにサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が確認された。影響を受けるのはSEILシリーズファームウェアバージョン/x86 Fuji 1.00 ～ 3.30、X1 3.50 ～ 4.70、X2 3.50 ～ 4.70、SEIL/B1 3.50 ～ 4.70で、PPPアクセスコンセントレータ（PPPAC）機能のSSTP受信処理の問題により提供するプログラム（npppd）の処理がループするサービス運用妨害が発生する可能性がある。この脆弱性が悪用されると、攻撃者にCPUリソースを大量に消費させられたりPPPAC機能を停止させられる恐れがある。解決策としてこれらの脆弱性を修正したSEIL/x86 Fuji 3.31、SEIL/X1 4.71、SEIL/X2 4.71、SEIL/B1 4.71が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。
