Appleは複数の脆弱性を修正したセキュリティアップデートiOS8.2を公開した。今回のアップデートでは「FREAK」として知られているSSL/TLS接続を傍受される脆弱性に対応し、RSAキーのサポートを除去するよう修正した。その他、CoreTelephonyの攻撃者に遠隔からデバイスの再起動がされる脆弱性やCloud Keychainの任意のコード実行の脆弱性、IOSurfaceのシステム権限で任意のコード実行の脆弱性、MobileStorageMounterのファイルシステム内の信頼できる場所に不正アプリでフォルダ作成される脆弱性、Springboardのアクティベートされていないデバイスでもアクセスが可能でホームスクリーンが閲覧される脆弱性など6つの脆弱性に対応した。また、この他にApple TV 7.1ではFREAKの脆弱性やシステム権限での任意のコード実行、ファイルシステム内の信頼できる場所へのフォルダ作成の脆弱性に対応し、Xcode6.2ではApache Subversionに含まれる5つの脆弱性やGitに含まれる1つの脆弱性に対応した。