Cisco SystemsはPOSシステムに感染する新種のマルウェアを確認した。このマルウェアはPoSeidonと命名され、POSシステムに感染してメモリをスキャンし、クレジットカード情報をかき集めてサーバにデータを吸い上げて格納する。
PoSeidonのような高度な技術をもったマルウェアは今後も増加し、攻撃者はPOSシステムをターゲットとし、検出を回避するために様々な難読化技術を採用していくと予測される。POS攻撃がリターンを生む限り、攻撃者は新しいマルウェアファミリを開発し続ける。ネットワーク管理者は日々進化するマルウェアの脅威に対し、引き続き警戒と保護が必要となってくる。
