4月8日にアップデートが公開されたAppleのOS X Yosemite 10.10.3に修正済みであったはずの脆弱性が依然として存在していることが、研究者によって確認された。
この脆弱性はRootpipeという脆弱性で、この脆弱性が悪用されると権限昇格によりルート化されて情報が取得される恐れがある。OS X Yosemite 10.10.3で秘密エンタイトルメントにアクセスチェックを追加してこの脆弱性を修正した。しかし、この修正版の10.10.3でもローカルユーザがこの脆弱性を悪用できるのが確認された。詳細な内容については公開されていないが、注意する必要があるとして警告している。