PowerDNSにサービス運用妨害の脆弱性が確認された。影響を受けるのはPowerDNS Authoritative Server 3.2以降とPowerDNS Recursor 3.5以降で、細工されたドメイン名のクエリ送信により引き起こされ、サーバプログラムが終了する恐れがある。解決策として、この脆弱性を修正したパッチPowerDNS Authoritative Server
3.4.4及びPowerDNS Recursor 3.6.3、3.7.2が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。また回避策として、allow-fromの設定によりアクセスを制限して信頼できるユーザのネームサーバーのみクエリを可能にすることでこの脆弱性は軽減される。