Adobe SystemsはFlash PlayerとAdobe Reader・Acrobatのセキュリティアップデートを公開した。
Flash PlayerではWindows、Mac、Linux向けに任意のコード実行の恐れのあるメモリ破損、ヒープオーバーフロー、TOCTOU 競合状態、認証バイパス、整数オーバーフロー、型の取り違え、解放後使用、メモリリーク、セキュリティバイパスなど18件の脆弱性に対応した。WindowsとMac向けFlash Player 17.0.0.188、延長サポート版Flash Player 13.0.0.289、Linux向けFlash Player 11.2.202.460、Adobe AIR向け17.0.0.172.で修正された。
Adobe Reader及び Acrobatでは、WindowsとMac向けに解放後使用、ヒープベースバッファオーバーフロー、メモリ破損、メモリリーク、バイパス、null ポインタ参照の脆弱性に対応した。これらの脆弱性はそれぞれAdobe Reader XI 11.0.11.、Reader X 10.1.14.、Adobe Acrobat XI 11.0.11. 、Adobe Acrobat X 10.1.14. にて修正されている。危険度が高いため、すぐにアップデートするよう呼びかけている。