BGA32.DLLおよびQBga32.DLLに複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのは、BGA32.DLL及びQBga32.DLL version 0.04とそれ以前で、zlib ライブラリとbzip2 ライブラリの使用に起因する複数のバッファオーバーフローの脆弱性が存在する。また、QBga32.DLLもこの脆弱性の影響を受ける。これらの脆弱性が悪用されると、細工されたファイルの展開によりサービス運用妨害攻撃や任意のコード実行の恐れがある。解決策として、QBGA32.DLL version 0.05が公開されており、アップデート適用によりこの脆弱性は解消される。また、 BGA32.DLLの開発や配布は既に終了しているため、BGA32.DLLの使用は停止するよう呼びかけている。