三井住友銀行をかたってインターネットバンキングの情報を聞き出そうとするフィッシング詐欺が確認されている。今回確認されたのは、同行のパスワードが失効するため、同行のメンテナンスサイトから更新をするよう求める内容で、サイトにアクセスすると、口座情報や契約者番号、暗証番号などを求められる。ログイン後すぐに第二暗証の入力を求めることはないため入力しないよう求めている。
また、電話で同行の職員を名乗り、口座の不正利用の懸念、名簿が漏えいした、インターネットバンキングのセキュリティ強化、などによりインターネットバンキングの暗証カードの第二暗証番号などを聞き出そうとするケースも確認されている。その他にも警察官を名乗って、逮捕した詐欺犯罪の押収物に複製された暗証カードがあったなどとして同様の情報を聞き出して不正送金を行うケースも発生している。同行の職員や警察官がインターネットバンキングの暗証番号やクレジットカードの会員番号などを電話で聞く事はないため、このような質問には答えないよう呼びかけている。