Avast Softwareの調査で63%がパスワード無しの公共無線LANを利用

  • 元記事:国内モバイルユーザーの63%がPW不要の無線LANを利用――情報漏えいリスクに
  • HP:Avast Software
  • 発表日時 2015/5/26

    Avast Softwareが同社のユーザを対象に実施したオンライン調査の結果を発表した。それによると、スマートフォンやタブレットユーザの63%がIDやパスワード不要な無料の無線LANサービスに接続していることが判明した。
    同社のモバイルユーザ2,300人に行った調査では、55%がモバイル端末を公共無線LANに自動接続できる設定を行っていた。1300世帯に行った家庭のネットワーク調査では、31%のルータがユーザ名をadmin、パスワードもadminまたはpasswordやパスワードなしなど、初期設定の状態や推測されやすいパスワードとなっていた。モバイル端末の保護のために仮想プライベートネットワークを利用しているユーザはわずか5%であった。また、近隣住民など他人が自分の自宅の無線LANネットワークに接続されると気持ち悪いという回答者が89%、近隣住民の許可なく無線LANネットワークを利用したことがある人が7%いた。
    パスワードなしの無線LANの利用などセキュリティ対策が十分でないと、ハッカーに個人情報が盗まれやすく、個人情報漏えいのリスクに繋がると同社は指摘している。