日本年金機構にて個人情報が流出した問題で、同機構及び国民生活センターが注意を呼びかけている。同機構から個人情報流出が発覚した件を悪用し、同機構の職員を装って個人情報や口座番号などを不正に聞き出したり、年金番号の変更に手数料がかかるなどの新たな振り込め詐欺が発生する恐れがあるとして、同機構が顧客に電話やメールで連絡したり金銭を求めることはないとして注意を呼びかけている。
また、国民生活センターでも、個人情報流出の報道の後には、消費者の不安な心理をついた勧誘や不信な電話が増え、これに関する相談も増える。個人情報を削除する、個人情報の流出を確認する、などの連絡があった場合には詐欺であるためすぐに電話を切り、不安を感じたら消費生活センターに相談するよう呼びかけている。
