最近、PC内のファイルを暗号化して人質にし、暗号化解除キーと交換に身代金を支払うよう求めるランサムウェアの被害が増加している。このような被害を防ぐためにもウィルス対策ソフトのアップデートやバックアップが必要となるが、ホームユーザでも手軽に無料で出来るランサムウェア対策をエフセキュアが紹介している。
ここで紹介されているのはWidnowsの「保護者による制限」という機能で、本来は子供が特定のプログラムを使用できないように親がプログラムのコントロールするものであるが、これを活用して設定の実行許可のプログラムを選択することで、事前登録していないファイルの実行をブロックすることが可能になる。これにより、例えば詐欺メールに添付された実行ファイルはWordやPDFファイルのアイコンに偽装された拡張子がexe,scrなどのファイルが添付されている場合や、WordやExcelのマクロの実行を許可させてランサムウェアをダウンロードさせようとクリックしても実行がブロックされる。これにより簡単にランサムウェアの実行が阻止されるため、対策として活用することを推奨している。