香川大学医学部付属病院にて標的型のサイバー攻撃によりPCがウィルス感染。同院のPCが標的型サイバー攻撃を受け、実在する団体になりすましたメールを受信し、職員がウィルス入り添付ファイルを開いたことにより、PCがウィルス感染した。
香川県警から、5月下旬から6月上旬にかけて同大のPCから不正な通信が行われているため捜査協力を依頼され、調査の結果ウィルスを検知した。当該PCには患者個人情報が保存されていたが、個人情報の流出は確認されていない。また、電子カルテシステムは感染したPCとは別のネットワークでの運用のため感染はない。今後感染の件を悪用し、情報流出を口実とした詐欺の発生の可能性があるが、同院にて電話やメールで個人情報の詐取や金銭の振込依頼などすることはないため、注意するよう呼びかけている。