Pearson EducationのProctorCacheに、管理タスクにハードコードされたパスワードを使用する脆弱性が確認された。影響を受けるのはProctorCache version 2015.1.17以前のバージョンで、ProctorCacheは管理タスクの実行の際に認証が要求されるが、認証の際にハードコードされた管理者パスワードが使用され、インストールごとに異なった設定にならず、また変更もできない。この脆弱性が悪用されると、ローカルネットワークの攻撃者に認証情報を使用してテストセッションを中断したり、テストのキャンセルやユーザの削除などの管理タスクを実行される恐れがある。解決策として、ProctorCache version 2015.1.17 が公開されており、これによりパスワードの変更が許可されるため、アップデートをするよう推奨している。