Oracleは四半期ごとの定例クリティカルパッチアップデートを公開した。今回のアップデートではOracle DatabaseやFusion Middleware、Fusion Applications、Hyperion、Enterprise Managerなど14製品グループに存在する193件の脆弱性を修正した。
Oracle Databaseでは共通脆弱性評価システム(CVSS)のスコア9.0のCVE-2015-2629など、10件の脆弱性に対応した。また、Fusion Middleware ではCVSSスコア7.5の脆弱性13件含む39件の脆弱性に対応している。また、Siebel CRMではCVSSスコア9.3の脆弱性、Communications Applicationsと Java SE、 Sun SystemsにはCVSSスコア10.0の脆弱性が含まれていた。