Kaseya Virtual System Administrator (VSA) にパストラバーサルとオープンリダイレクトの脆弱性が確認された。パストラバーサルの影響を受けるのはVSA versions R9とそれ以前で、オープンリダイレクトはVSA versions V7.x、R8.x、R9.xが影響を受ける。これらの脆弱性が悪用されると、細工されたHTTPリクエストの送信によりディレクトリをトラバースして任意のファイルをダウンロードしたり、ユーザが意図しない悪質なコンテンツを含むサイトにユーザを誘導する恐れがある。解決策として、R9.1向けにpatch 9.1.0.4、R9.0向けにpatch 9.0.0.14、R8.0向けにpatch 8.0.0.18、V7.0向けにpatch 7.0.0.29が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。