Cisco SystemsのASR 1000 Series Aggregation Services Routerにサービス運用妨害の脆弱性が確認された。影響を受けるのはCisco ASR 1000 シリーズで、断片化されたIPバージョン4(IPv4)やIPバージョン6の再構築のコードハンドリングに問題があり、この脆弱性が悪用されると、認証されていない攻撃者が遠隔から細工したパケットを送信し、パケット処理のプロセスをクラッシュさせ、サービス運用妨害を引き起こす恐れがある。解決策として、同社は修正済みのソフトウェアを公開しており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。