BBソフトサービスは2015年7月度のインターネット詐欺リポートを公開した。ネット詐欺の総検知数は89万82件で、ワンクリック・不当請求詐欺サイトは前月比-0.58減の73.42%、フィッシング詐欺サイトは+0.87増の22.10%であった。
今回多数検知されたのは、エアコンや扇風機、水着など夏季商材を取り扱う詐欺サイトで、家電製品の偽販売サイトはこれまでにも多数確認されているが、今年も連日の猛暑日が続いたため、暑さ対策の商材偽販売サイトが多数確認された。このような詐欺サイトでは、商品を購入しても届かず、金銭被害に遭ったり、商品購入を行わなくても遠隔操作やキーロガーで不正プログラムに感染の恐れもあるため、値段の安さにつられて不用意にサイトを閲覧しないよう呼びかけている。