Adobe Systemsは複数の脆弱性に対応したFlash Playerのセキュリティアップデートを公開した。今回のアップデートでは型の取り違えやベクトルの長さ破損防止のための脆弱性緩和機能強化、解放済みメモリ使用、ヒープバッファーオーバーフロー、バッファオーバーフロー、メモリ破損、整数オーバーフローなど35件の脆弱性に対応した。同社はこれらの脆弱性に対応したWindows及びMac向けバージョン18.0.0.232、Linux及びChrome OS向け18.0.0.233、Linux向け11.2.202.508、AndroidやiOS向けのAIR SDKなどもバージョン18.0.0.199、Google ChromeやInternet Explorer 10、11、Microsoft Edge向け18.0.0.232などが公開された。
Flash Playerはゼロデイ攻撃が立て続けに確認されているため、アップデートはなるべく早めに行うよう推奨している。