Cisco systemsのCisco Prime Infrastructure に SUID rootのバイナリが存在する脆弱性が確認された。影響を受けるのはCisco Prime Infrastructure version 2.2で、あらゆるユーザから実行可能なSUID rootのバイナリが2つ存在する。この脆弱性が悪用されると、ローカルユーザによってroot 権限で任意のコマンドを実行される恐れがある。解決策として同社はアップデートを公開しており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。また、回避策としてrunShellCommand および runShellAsRootの誰でも実行可能な権限を削除し、ローカルアカウントがバイナリを利用できないようにすることでこの脆弱性を軽減できる。