複数のDSLルータにハードコードされたパスワードが含まれる脆弱性が確認された。影響を受けるのはASUS DSL-N12E、DIGICOM DG-5524T、Observa Telecom RTA01N v2、Philippine Long Distance Telephone (PLDT) SpeedSurf 504AN、ZTE ZXV10 W300Sで、デバイスのtelnetサービスに使用可能なパスワード 「XXXXaircon」 がハードコードされている。この脆弱性が悪用されると、攻撃者に認証情報を使用してデバイスに管理者アクセス権を取得される恐れがある。現在この脆弱性に対する解決策は確認されていない。回避策として、telnetが信頼できないソースからアクセスできないようファイアウォールを設定し、デバイスのSNMPを無効にすることでこの脆弱性を回避できる。
