AVAST Software s.r.o.にディレクトリトラバーサルの脆弱性が確認された。影響を受けるのはAVAST Software s.r.o.のavast antivirus ウイルス定義ファイル ID 150918-0以前で、zip 形式などのアーカイブファイルのウイルスチェックでウィルスとして検出された場合、移動や削除などの操作指定により当該アーカイブファイルに記載されたファイルパスに対する操作が行われる。この脆弱性が悪用されると、細工されたアーカイブファイルのウィルスチェックにより任意のファイルが削除される恐れがある。解決策として、ウイルス定義ファイル ID 150918-0へのアップデートによりこの脆弱性は解消される。