10月13日に公開されたFlash Playerのアップデートに未修正の脆弱性が存在し、ゼロデイ攻撃が確認されたことを受け、Adobe Systemsはこの脆弱性を修正したアップデートを公開した。
先日公開されたAdobe Flash Player 19.0.0.185および19.0.0.207には、未修正の脆弱性が存在し、攻撃グループがOperation Pawn Stormキャンペーンでこの脆弱性を悪用していることをトレンドマイクロが確認し、同社に報告を行っていた。今回のアップデートでこの脆弱性を含め、合計3件の脆弱性を修正したWindows及びMac向け19.0.0.226、Chrome向け19.0.0.225、Linux向け11.2.202.540を公開した。Linux向け以外は優先度が「1」となっており、ゼロデイ攻撃も確認されているため、早めにアップデートするよう呼びかけている。