Voice over LTE (VoLTE) の実装に複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのはLTEネットワーク及びモバイルアプリケーションの実装で、重要な情報への不適切なアクセス権の割当、不適切なアクセスコントロール、認証不備、セッション固定化の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、攻撃者がP2P接続を確立し、他の電話からデータを取得したり、電話番号を詐取される恐れがある。また、Androidアプリではユーザが気づくことなく通話をされる恐れがある。この脆弱性に対する解決策は現在明らかになっていない。また、影響を受ける脆弱性はプロバイダにより異なるため、各サービスプロバイダに問い合わせるよう推奨している。