Virtual Machine Monitors (VMM) にメモリ重複排除の脆弱性が確認された。影響を受けるのはVMMが実装された製品で、VMMにメモリ重複排除機能の脆弱性が含まれ、攻撃者にこの脆弱性を突いた攻撃をされる恐れがある。この脆弱性が悪用されると、ある VM 上で一般ユーザ権限のみをもつ攻撃者にVM 内で動作するプロセスの基底アドレスを特定され、当該プロセスで実行されるプログラムの即知の脆弱性に対するReturn-Oriented Programming (ROP) エクスプロイトの開発に使用される恐れがある。解決策として、メモリ重複排除機能を無効化することでこの脆弱性に対する攻撃を防げる。